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化粧品OEMの流れを解説!依頼から発売までの期間と手順

オリジナル化粧品づくりに挑戦したいけれど、化粧品OEMの流れが分からず不安に感じている方は多いのではないでしょうか。依頼から発売までに何をすべきか、どれくらいの期間がかかるのかを把握しておくと、計画がぐっと立てやすくなります。この記事では、相談から発売までの手順を順番に解説します。

まず全体の流れを見てみましょう。一般的には、相談・ヒアリングから始まり、企画・処方提案、サンプル確認、見積り・契約、薬事対応、製造・品質検査、そして納品・発売という順番で進みます。全部で7つのステップに分かれるイメージです。途中でやり直しが発生するとその分だけ期間が延びるため、各段階で何を決めておくべきかを先に理解しておくことが大切です。

最初のステップは相談・ヒアリングですが、事前準備の質がその後の工程を大きく左右します。具体的には、ターゲット層(例えば20代の乾燥肌向けなのか、敏感肌向けなのか)、狙う効果(保湿・美白・アクネケアなど)、販売チャネル(自社EC、店舗、SNS販売など)、希望数量と予算を整理してから相談すると話がスムーズです。提案型のOEMメーカーであれば、効果や商品群(化粧水・美容液・ヘアケアなど)から提案を受けられることもあり、アイデアが固まりきっていない段階でも相談しやすいのが特徴です。

次に、企画・処方提案とサンプル確認の段階です。ここで押さえたいのがOEMとODMの違いです。OEMは自社で処方や容器を指定して製造のみを依頼する形、ODMはメーカー側が処方や企画まで提案する形です。すでに開発済みの処方をもつメーカーのODMを活用すれば、ゼロから処方を生み出すよりも開発期間を短縮できる可能性が高まります。サンプルが上がったら実際に肌で試し、使用感や香り、伸びや仕上がりを確認しながら処方を修正していきます。この確認を丁寧に繰り返すほど、発売後の満足度につながります。

処方がある程度固まったら、薬事対応と容器・パッケージの準備に進みます。化粧品は薬機法のルールに沿って成分表示や効能の表記を整える必要があり、医薬部外品(薬用化粧品)として売り出す場合は届出も必要です。ここを後回しにすると発売日の遅れにつながりやすいので、早い段階から表示内容をメーカーとすり合わせましょう。容器についても、メーカーが原料調達から容器製造まで一貫して対応できる場合と、別途調達が必要な場合があり、調達方法によって納期が大きく変わります。海外製造の容器を使う場合は輸送期間も考慮が必要です。

続くステップが製造・検査・納品です。製造を始める前に製造ロットを決めますが、最近は少量生産に対応する工場も増えており、たとえばメイクアップ分野では基本ロット1,000個から受けられる体制をもつ企業もあります。小規模なブランドでも挑戦しやすい環境です。また、依頼先の工場がISO22716(化粧品GMP)という化粧品製造の品質管理規格を取得しているかどうかも確認ポイントです。製品は品質検査を経て納品され、発売に至ります。なお、製品の製造販売元表記については、化粧品の場合は自社名で記載する方法と、委託先に製造販売業の許可がある場合の扱いなどがあり、契約形態によって異なるため早めに確認しておくと安心です。

依頼から発売までの期間は、商品タイプや処方、容器の条件によって大きく変動します。既存処方やODMを活用すれば短くなりやすい一方、医薬部外品の届出や新規容器の開発が絡むと時間がかかります。よくある失敗としては、販売数量の想定が甘くて在庫を抱える、薬事の確認を後回しにしてスケジュールが崩れる、サンプル確認を省略して仕上がりに不満が残る、といったパターンがあります。発売日から逆算したスケジュールを立て、さらに複数のメーカーから見積もりを取って具体的な期間と費用を確認しておくと、化粧品OEMでの発売を安心して迎えられるでしょう。

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